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社団法人日本自動車機械器具工業会

ニュース便覧 令和2年6月(第410号)

機械器具

1.KTC 最新の製品総合カタログを発表

 同社は「総合カタログNo.40」を発表した。販売する全商品を掲載し、巻頭には製品開発の理念などを紹介するページを設けた。ユーザーの安全な作業を目的に同社が開発を進めるトレサスを解説。ツールにセンシング技術を搭載し、作業履歴などを管理できる。
(5月14日 日刊自動車新聞)

2.KTCが55.4%大幅増益

 同社2020年3月期決算は、当期純利益が前期比55.4%増の5億8200万円と大幅増益となった。中国の生産子会社での持分譲渡により特別利益などを計上した。売上高は同4.4%増、営業利益が同2.1%増、経常利益は同2.7%増と増収増益。
(5月21日 日刊自動車新聞)

3.カイセ メモリーバックアップを発売

 同社は、メモリーバックアップ「KG-150」を発売した。本体内部にリチウムイオン電池を内蔵し、バッテリー交換時にOBD(車載式故障診断機)Ⅱ接続で車両へ電源供給し、車両メモリーを消去せずにバックアップする。USB出力で、モバイルバッテリーとしても使用できる。
(5月21日 日刊自動車新聞)

4.第一通電がコードレスドライバー

 同社は、ボルトが正立した状態を内蔵センサーで捉え斜め入りを防止するコードレスドライバー「ACT1-10DBL」を発売する。エンジンやバッテリーケース、変速機の組付け作業など、自動車産業界向けに販売。価格は9万5000円(税抜き)。
(5月25日 日刊工業新聞)

5.東日製作所がトルクデータ管理

 同社は、大型車ホイールナット用トルクレンチのTW2シリーズを、大型車ホイールナット締め付けデータ管理システム「TWMS」にアップグレードするキット「TMMS-KIT」を開発。大型車ホイールナット締め付け時のトルクデータを管理する。
(5月28日 日刊自動車新聞)

6.堀場製作所 特設サイトを開設

 同社は、新型コロナウイルスの影響で中止になった技術展示会に代わり、出展予定だった展示内容を紹介する特設ウェブサイトを開設した。最新規制に対応する認証、開発プロセスの効率化や、次世代モビリティの開発に寄与する製品、アプリケーションなどを紹介している。
(5月29日 日刊自動車新聞)

カーアフター

7.前後の撮影が可能なドライブレコーダー

 JVCケンウッドは、ケンウッドブランドの新型ドライブレコーダー「DRV-MR450」を6月下旬に発売すると発表。あおり運転などのトラブルが社会問題となる中、前後両方の撮影が可能な新製品でドライバーの安心につなげる。
(5月21日 日刊自動車新聞)

8.ソフト99がガラス系コーティング剤

 同社は、「ジーゾックス」の新製品を発表。業務用コーティング剤「リアルガラスコート」シリーズから「クラスR」「クラスH」「クラスM」の3製品を6月1日に発売。ガラス系コーティング被膜による優れた光沢、高い撥水性・耐久性が特徴。
(5月23日 日刊自動車新聞)

9.前中後3カメラの最強ミラー型ドラレコ

モビリティ関連製品製造・販売のモジは、前中後3カメラを装備するデジタルミラー型ドライブレコーダーをクラウドファンディングにて予約開始。新製品は前後のフルHDカメラに加え、室内に対角線153度のフルHDカメラを追加。
(5月29日  GAZOO.COM)

10.アイドリングストップ用バッテリー

 ボッシュは、修理工場ネットワークの「ボッシュ・カー・サービス」専売バッテリー「ハイテック・エキスパート」を販売。国産と輸入車メーカーそれぞれのアイドリングストップの規格に適応した2タイプを設定。
(5月14日 日刊自動車新聞)

カーメーカー

11.日産が独自HV生産に370億円投資

同社はタイで独自のHV「eパワー」ユニットの生産に乗り出す。投資額は109億6000万バーツ(約370億円)。サムットプラカーン県の工場で生産する。生産能力は非公表。同技術の海外生産はタイが初めて。
(5月14日  日刊工業新聞)

12.日産 世界生産能力2割削減

同社と仏ルノー、三菱自動車の3社連合は世界の生産体制を一体で再編。日産のスペインの工場を閉鎖し、同社の総生産能力を22年度までに2割程度削減する。欧州や南米で乗用車の相互生産も拡大する方針だ。
(5月14日 日本経済新聞)

13.三菱ふそう 地元の病院や市役所に消毒液

 同社は、新型コロナウイルス感染拡大の防止に向けた支援策を実施すると発表した。本社のある川崎地区の病院や市役所に自社で生産した200リットルの消毒液を寄付する。自動車部品に用いる材料の特性を研究する知見を活かし、消毒液を生産した。
(5月19日 日刊自動車新聞)

14.ビック3 生産再開

ビッグスリーは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で3月半ばから停止していた米国工場での生産を約2カ月ぶりに再開した。従業員の感染リスクを抑えるため、当面は緩やかな生産ペースにとどめる。
(5月20日 日刊工業新聞)

15.日産 医療用ガウン生産

 同社は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う医療支援の一環として、グループ各工場で医療用ガウンの生産を開始したと発表した。約3万着生産し、各事業所を置く地元自治体を通して医療現場に提供する。今後は愛知機械でも生産すると予定だ。
(5月23日 日刊自動車新聞)

16.BMWグループ AIで塗装品質向上へ

同グループは、工場にAIソリューションを導入し、塗装品質を向上させる。塗料ラインには、最先端のろ過技術が採用されている。AIエンジニアは、粉塵粒子の分析に大きな可能性を見出している。
(5月24日  GAZOO.COM)

17.vw 独の排ガス不正車購入者に賠償

ドイツの最高裁判所は、VWに対し、同社の排ガス不正の対象車を購入したドイツ人男性による買い戻し要求に応じるよう命じた。3万1490ユーロ(約370万円)の購入代金に対し賠償額は約2万8千ユーロ。
(5月25日 日本経済新聞)

18.トヨタ 8月の国内削減幅1割に

同社は、国内完成車生産の減産幅を8月に従来計画比1割減程度に圧縮。国内日当たり生産台数は1万1500台程度になる。5、6月は国内で各4割の減産を余儀なくされるが、これをボトムに回復軌道に向かう。
(5月26日  中部経済新聞)

19.日産・ルノー・三菱自連合 再結束

3社連合は開発や生産など分野ごとに役割を分担し、一体で経営を再建。日産とルノーは資本関係などを巡って対立してきたが、新型コロナウイルスの感染拡大による需要の急減で追い込まれ、再結束。
(5月27日 日本経済新聞)

部品・用品

20.ZMP 中国製の高性能LiDAR発売

 同社は、中国のロボセンスが開発した自動運転レベル4、5向けの3D LiDARの販売を開始したと発表した。計測距離は200メートル、高速走行時の物体検知も可能になるという。車両の姿勢変化が大きい悪路でも車両前方の対象物を計測できる。
(5月15日 日刊自動車新聞)

21.リンクス 広視界モデルなど追加

 3次元スマートセンサー「ゴケイター2000シリーズ」に新たなラインアップを追加したと発表。電子部品や自動車のタイヤの計測などにも適用可能な視野と速度を持つ。自動車を組み立てる際のアライメントや、車体を丸ごと一度のスキャンで計測する形状計測用途も想定する。
(5月18日 日刊自動車新聞)

22.愛知製鋼 HV用放熱部品を増強

同社は、ハイブリッド車をはじめとする電動車に搭載されるインバーター用放熱部品の生産能力を、17年比で約3倍に引き上げた。岐阜工場で約15億円を投じ、新規生産ラインを完成した。
(5月19日 日刊工業新聞)

23.日本ペイントが新色追加

 同社は、大型架装車輌向け塗料「naxネオウレタン・エコ」に高隠ぺい原色の「パワーシリーズ」を追加。建築機械や大型車両などに塗装されることの多い、「690パワーホワイト」「691パワーイエロー」「692パワーレッド」の3色を設定した。
(5月21日 日刊自動車新聞)

24.タイコが防水タイプコネクター

 同社は、2.5㎜シグナルダブルロックコネクターに新たに防水タイプの新製品を追加したと発表。水に加え、高湿度や砂塵からの防護機能も高めた。自動車用充電器などでの用途を提案していく。ラッチ機構や極性端子を採用し、多様な製品に展開。
(5月26日 日刊自動車新聞)

25.JDI アフターコロナ見据え国内で

 中国と台湾の工場で行っている車載用ディスプレイの組み立て工程を国内工場に切り替える検討を始めた。新型コロナウイルスの感染拡大の影響による都市封鎖で物流が停滞し供給網が寸断されたことを踏まえ、生産や供給を止めないサプライチェーンを再構築する。
(5月27日 日刊自動車新聞)

26.ジェイテクト 世界最速回転に対応

 同社は、世界最速の回転に耐えられる電動モーター用グリース潤滑玉軸受を開発したと発表。25年に量産を始め、年間3億円の売上高を目指す。この軸受を使うことで、電気自動車(EV)などに使う駆動モーターを一段と小型・高出力化することができる。
(6月1日 日刊自動車新聞)

建機・農機

27.ケンキー 建機などのメンテナンス依頼 ネットで受け付け

 同社は、建設機械のメンテナンス依頼をインターネットで受け付ける修理・メンテナンスサービスを開始したと発表した。建設機械などを取り扱う電子商取引(EC)サイト「ビッグレモン」を運営しており、購入後のメンテナンス受け付け窓口を設けることで、利用拡大につなげる。
(5月16日 日刊自動車新聞)

28.花岡車両の台車

 同社は、電動アシスト機能付き台車「DANDY ASSISTOR」を発売。台車の最大積載荷重は300㎏で、1回の充電で7㎞の走行が可能。固定ハンドル式台車で37万3900円(消費税抜き)、カゴ台車は48万6000円(同)、初年度120台目指す。
(5月20日 日刊工業新聞)

29.日立建機 全工場 見える化

同社は、土浦工場内にIoTを活用して生産拠点の状態を管理する「IoT管理ルーム」を設置。茨城地区の5工場と中国の工場の使用電力量や稼働率などがリアルタイムで確認。今後3年で全生産拠点を完了させる。
(5月25日  日刊工業新聞)

30.小平産業が新型ダンプのコンセプト

 同社は、大幅な軽量化と強度・耐久性を確保し、さらに積載量を増やすことを実現させる新型ダンプのコンセプトモデル「Pa Dunp」を発表。市場でコンプライアンスを求められる時代に、架装メーカーでも新しいコンセプトでの開発を進め製作。
(5月25日 日刊自動車新聞)

31.極東開発がダンプトレーラー

 同社は、積載量や走行安定性を向上した土砂ダンプトレーラーを29日に発売する。車両総重量は36t。土砂を積載する箱状のボディーを耐摩耗鋼板を曲げ加工成型して軽量化し、積載量を同社従来比1400㎏増やした。
(5月28日 日刊工業新聞)

データー

32.4月の中古車登録 過去最低

20年4月の中古車登録台数は、前年同月比8・2%減の29万1815台だった。4月単月では78年の統計開始以来、過去最低を記録した。また7カ月連続で前年同月の実績を下回った。
(5月18日 日刊工業新聞)

33.3月の世界新車販売台数39%減

JATOジャパンのレポートによるとコロナウイルス感染拡大の影響により、20年3月の世界自動車販売台数は昨年同月比39%減となる555万台となり、08年11月の世界金融危機(25%減)を上回る大幅な減少となった。
(5月19日  Response)

34.コロン禍でクルマ購入意向が高まる

デルフィスは、「コロナ禍における『移動』『クルマ』に関する意識調査」を実施。安全面からクルマ需要がプラスに転じている。「クルマを購入したくなった人」が18%と、中止または延期した人と比べて7ポイント高い結果となった。
(5月20日  GAZOO.COM)

35.4月の自動車輸出額50.6%減

財務省が発表した4月の貿易統計によると、自動車の輸出額は前年同月比50.6%減の5253億円。東日本大震災直後の11年4月(67.1%)以来の大きな下げ幅。日本全体の輸出額は前年同月比21.9%減。
(5月22日  Response)

36.軽四輪車中古車販売 コロナ禍の影響少

4月の軽四輪車中古車販売台数は、前年同月比2.2%減の25万5578台で7か月連続のマイナスとなったが、新型コロナの影響は少なく、微減にとどまった。ブランド別では、ダイハツが同2.6%減ながら19か月連続でトップ。
(5月25日  Response)

37.日系4社の米新車販売 4月52%減

同4社の4月の米国新車販売台数は前年同月比52・4%減の18万4005台。下げ幅は3月の同約4割減と比べ広がった。販売店で営業縮小が続いたが、オンラインでの販売など売り方の見直しにも取り組んでいる。
(5月26日  日刊工業新聞)

38.日系6社の中国新車販売4月 3.7%減

日系6社の4月の中国での新車販売台数は、前年同月比3・7%減の40万4676台。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2月は同約8割減、3月は同約4割減と大きく落ち込んだが、回復傾向がより鮮明になってきた。
( 5月27日  日刊工業新聞)

39.日系自動車メーカーの海外生産21.6%減

20年第1四半期(1~3月)海外生産台数は前年同期比21.6%減の378万4158台で2年連続のマイナス。アジアが27.5%減。北米は13.2%減。中南米が13.9%減。欧州は14.9%減。アフリカは同23.2%減。
(6月1日  Response)

40.新車販売 5月 44%減

5月の新車販売台数は、前年同月比44・9%減の21万8285台と8カ月連続のマイナス。下げ幅は4月の同28・6%減、3月の同9・3%減。感染拡大に伴う需要の減少や、海外からの部品調達の停滞などの影響を受けた。
( 6月2日  日刊工業新聞)

41.4月の建機出荷 30%減

4月の建機出荷額は、総合計が前年同月比30・8%減の1503億6500万円と9カ月連続のマイナス。感染拡大で、北米や欧州向けが大幅ダウン。内需は3カ月連続のプラスとなる同0・4%増の585億6400万円。
(6月2日  日刊工業新聞)

その他

42.経産省 環境省 3Rノウハウ海外へ発信

 同省は、プラスチック資源の有効利用のさらなる促進に向けた合同審議会を立ち上げた。廃プラスチック製品による海洋ゴミ問題の世界的な広がりを契機に、これまで以上の資源循環の現実はグローバルで喫緊の課題となっている。
(5月13日 日刊自動車新聞)

43.機械・工具商社通期見通し全社未定

主要9社の21年3月期連結業績予想は、全社が未定。工作機械の販売で米中貿易摩擦による中国市場の減速などの影響を受けていたが、企業の設備投資への不透明感や商社の根幹となる営業活動制限も打撃。
(5月18日 日刊工業新聞)

44.政府が新たな仕組み導入

 大企業と中小企業の取引適正化につなげる新たな仕組みの導入を決めた。大企業が個別で、サプライチェーンの共存共栄や不利益な取引条件の押し付けを行わないなどの基本的な方針を盛り込んだ。「パートナーシップ構築宣言」を策定。
(5月20日 日刊自動車新聞)

45.NEDO 完成検査合理化へ

 同機構は、自動車の完成検査工程の合理化に向けた調査事業の実施先としてトヨタ自動車や日産自動車、ホンダ、マツダなど5社を決定した。同工程で人工知能(AI)を活用し、人による作業負担の軽減や無人化の可能性などを探る。
(5月25日 日刊自動車新聞)

46.国交省 車検証のICカード化

 同省は、「自動車検査証の電子化に関する検討会」がとりまとめた報告書案を公表した。現在使用する紙ベースの車検証をICカード化することで、整備事業者は作業効率の向上などが見込める。ユーザーにとっても車検時期の把握などが容易になる。
(5月28日 日刊自動車新聞)

47.飛沫感染から同乗者を守る

ウェーブロック・アドバンスト・テクノロジーは、車内での飛沫感染リスクから同乗者を守る、ポリ塩化ビニルシート「ミラクルファイト やわらか クリアシート(難燃グレード)」を6月1日より直営ECサイトにて販売を開始した。
(6月2日  GAZOO.COM)

48.特定整備 認証取得の動き本格化

 緊急事態宣言の全面解除を受け、「特定整備」の認証取得に向けた動きがようやく本格化する。各都道府県で自動車整備振興会などが説明会や整備主任向け資格講習会を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大で中止、延期を余儀なくされていた。
(6月2日 日刊自動車新聞)

49.車関連4団体 業界挙げ対策支援

自動車業界は新型コロナウイルス対策支援を拡大。日本自動車工業会、日本自動車部品工業会、日本自動車車体工業会、日本自動車機械器具工業会の車関連4団体は、会員各社の支援の取り組みをホームページで公表。
(6月3日  日刊工業新聞)

令和2年6月10日編集

編集委員会

委 員 長 滝本愼也  (有)滝本計器製作所
委   員 新保算章  旭 産 業(株)
委  員  大橋 勉  三栄工業(株)
委  員  簡   恭 (株)東日製作所

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