平成26年度通常総会を開催(14/05/28)
去る5月28日(水)、15時より、アイビーホール青学会館にて工業会の平成
26年度通常総会が開催された。
当日は、同会館3階のナルドの間に正会員44社中、35名(委任状出席7名
を含む)はじめ、経済産業省および国土交通省の来賓や報道関係者多数が
出席した。
まず、議案審議では、平成25年度の事業報告案、同収支決算案、同26年度
の事業計画案と収支予算案が満場一致で承認された。引き続き、本総会日を
もって役員全員任期満了となるため、これに伴う選任案が検討され、理事19
名、監事2名が新役員として承認された。
なお、今回新たに就任した理事1名、退任した理事1名は下記の通り。
【新たに理事に就任された方】
山田誉路氏(旭産業株式会社)
任期は平成28年の通常総会開催日迄となります。
【今回、理事を退任された方】
相澤和夫氏(旭産業株式会社)
また、新役員の互選により理事長、副理事長、専務理事は下記の通りとなった。
理事長 山口 伸一郎【重任】(日伸精機株式会社)
副理事長 上田 俊次 【重任】(株式会社空研)、
副理事長 辻 修 【重任】(株式会社東日製作所)
専務理事 井津端 修司【重任】
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報道関係者など約50名が出席した会場の様子 |
【新役員の名簿はここをクリックしてご覧下さい】
【平成26年度通常総会議事録ここからご覧下さい】
また、総会終了後には、平成26年度の永年勤続優良従業員表彰式が行われ
た。勤続10年以上で、他の模範となる従業員として、今回は4社から5名の被
推薦者があり、表彰状と記念品が山口理事長より各自に贈られ、記念の写真撮
撮影も行われた。
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被表彰者5名(前列)と所属会社代表を交えた記念撮影 |
辻元理事長が時局講演会を開催(13/07/19)
去る7月19日(金)、機械振興会館にて工業会の主催により標記講演会が
開催され、会員14社から23名(事務局含)が参加した。
講師を務められたのは、今年80歳を迎えてなお矍鑠(かくしゃく)とした活躍を
続けられている株式会社東日製作所取締役会長で平成4年から8年まで
当会の理事長も務められた辻洋(つじひろし)氏。
「資本主義と日本の経済」〜アベノミックスをどう捉えるか〜をテーマに行
われた講演は、資本主義の変遷とその問題点の分析から始まり、閉塞し
た現代社会をいかに克服すべきかを論じられた。それによれば、資本主義
の原点は不確実的なものへの投資、つまり「夢」を糧として成長してきたこ
とを挙げ、経済性ばかりが重視される合理的な投資に偏る「現代資本主義」
の危うさを指摘し、今の日本にこそ必要なものは「夢」であると説かれ、聴
講者達もそれぞれ一様に頷かれていた。
なお、講演会終了後は辻講師を含めて懇談の場が持たれ、盛況の内に無
事終了した。
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閉塞した現代日本に必要なのは「夢」と語る辻氏 |
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会場内の様子 |
平成24年度
第二回会員懇談会・講演会開催(13/02/05)
総務委員会が主催する今年度第二回目の会員懇談会が、去る2月5日
(火)に東京西麻布の麻布研修センターかすみ開館にて開催された。
参加者は会員12社から15名が参加した。
懇談会に併せて実施した講演会では、防衛省陸上自衛隊中央即応集団
司令部報道統括の小室二佐をお招きし「東日本大震災に対する復旧支
援活動について」をテーマにお話しを伺った。
陸上自衛隊中央即応集団=CRF(Central Reasiness Force)とは、防
衛大臣直轄の部隊で、国際平和協力活動や国内における各種事態に即
応するために編成さている。東日本大震災では、原子力発電所の被災に
伴なった原子力災害派遣活動をはじめ災害復旧や人命救助に当たられ
たとのことで、お話しでは部隊の成り立ちから今回の大震災での復旧支
援活動での得難い体験談などを伺うことが出来ました。
なお、講演会終了後は講師の方々を含めた懇談の場が持たれ、盛況の
内に無事終了することができました。
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説明する小室二佐とPC操作の山田一尉 |
謹聴する会場内 |
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CRF 6連隊の行動記録 |
平成25年
自動車機械工具二団体新年賀詞交歓会開催(13/01/11)
当会と、(一社)日本自動車機械工具協会の二団体が主催する、新年賀
詞交歓会が1月11日(金)に東京渋谷のアイビーホール青学会館地下二
階のサフランの間で開催された。
参加者は両団体の会員100名を始め、経済産業省、国土交通省、関連
各団体など220名(詳細下記参照)にのぼった。
この日は、午前に緊急経済対策が閣議決定したタイミングでもあり、関係
官庁の来賓挨拶もこれを踏まえた景気回復への決意を熱く語り、一堂に会
した業界関係者は、オートサービスショー開催年でもある今年の景気回復
への期待が多いに集まるなど、新年早々幸先の良い熱気に包まれた交歓
会となった。
なお、本年は当会が当番幹事団体を務めさせていただきました。
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挨拶される山口理事長 |
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会員 |
来賓 |
小計 |
合計 |
(報道他) |
(総合計) |
工業会 |
55 |
35 |
90 |
182 |
38 |
220 |
機工協 |
45 |
47 |
92 |
当日は、前田泰宏経産省自動車課長、島 雅之国交省整備課長、下平 隆社団法人
日本自動車整備振興会専務理事の各位から来賓挨拶を頂きました。
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来賓挨拶される経産省前田自動車課長 |
来賓挨拶される国交省島整備課長 |
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乾杯の発声をされる中谷機工協会長 |
中締めをされる上田工業会副理事長 |
平成25年
自動車工業四団体新春賀詞交歓会開催(13/01/07)
当会と(一社)日本自動車工業会、(一社)日本自動車部品工業会、(一社)
日本自動車車体工業会の自動車工業四団体が主催する、新春賀詞交歓会
が1月7日(月)にホテルオークラ「平安の間」で当会会員を始め約1500名
が参加して開催された。
政権交代後初の賀詞交歓会とあって阿部首相も出席され、「ものづくりの中
心にあるのが自動車産業」と業界に期待を込めた力強い挨拶を述べられた。
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来場者をお出迎えする当会山口理事長(左端)と豊田自工会会長(右端)
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力強く挨拶をされる安倍首相 |
ベトナム・タイに視察団を派遣(11/19〜24)
工業会の国際委員会は、24年度の主要事業の一つとしてベトナム(ハ
ノイ)とタイに視察団を派遣、会員8社12名と事務局1名の計13名が参加し
た。スケジュールは下記の通りですが、1月末に発行された『派遣団報告
書』に収録されたもので、行程全体について手短にまとめた参加団員の
報告を一例として転載しますので参考にご覧下さい。
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日付 |
都市 |
時間 |
スケジュール |
1 |
11/19(月) |
成田空港
ハノイ |
07:45
19:20 |
バンコク経由にて空路
ハノイへ入る
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2 |
11/20(火) |
ハノイ |
終日 |
ハノイ及び近郊の交通事情等視察 |
3 |
11/21(水) |
ハノイ
バンコク |
10:00
13:15
15:30
20:25
22:15 |
JETROハノイ事務所訪問
TOYOTA DINH(ディーラー・整備場)視察
HINO MORTORS VIETNAM(組立工場)視察
ベトナムを出国空路タイに向かう
バンコクに入る |
4 |
11/22(木) |
バンコク |
終日 |
METALEX 2012視察 |
5 |
11/23(金) |
アユタヤ
バンコク |
11:00
13:30
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TOYOTA AYUTTHAYA(ディーラー・整備場)視察
OKAMOTO【THAI】(日系機械メーカー)視察 |
6 |
11/24(土) |
バンコク
羽田空港 |
14:50
22:30 |
帰国へ
通関後流れ解散 |
ベトナム・タイ 自動車アフターマーケット事情
&
METALEX 2012 視察報告
山下正彦
この度は業務多忙の折り、日本自動車機械器具工業会企画のベ
トナム自動車アフターマーケット事情視察 & METALEX2012視察旅
行に参加させて頂ける事となりました。製造現場で機械作業に従事
する私にとって外の世界を見る機会は少なく、それも海外と言う事
で自ずと期待は膨らみます。この視察で確認すべき事は、ベトナム、
タイの両国のアフターマーケットの現状を知る事はもとより、製造
現場で物づくりに携わる私にとって、この両国において弊社の製品
を生産する事が可能かを、検証する事に重点をおいて視察する事に
しました。弊社は多品種少量生産で思い切った専用設備を導入する
事ができず、人手の掛かる生産方式になっており、それがコストに
反映されています。そこで将来人件費の安い海外での生産は不可欠
となって来ると思われます。生産拠点を選定するにあたって、世界
の工場と言われる中国は昨今の日中関係の悪化、人件費の高騰でも
はや進出の意義が薄れ、東南アジア諸国への生産拠点のシフトが予
測されます。そういった中、今回の視察は非常にタイムリーな企画
となりました。現地での素材の調達状況(鋳物などの型物を含む)
や熱処理など、生産する環境がどれだけ整っているか確かめてみた
い部分でもありました。最初に訪問した、JETROハノイオフィスで
ベトナムの現状をお聞きし、ノックダウン生産が中心のこの国に弊
社が進出する可能性は少ないと感じました。近年日本の中小の企業
の進出が盛んであり、人件費の安いベトナムに期待していたので残
念です。一方タイでは自動車の製造が盛んで製造業の裾野が広いこ
とが確認でき、こちらは期待を持つ事ができました。METALEXでは出
品されている日本企業の方々に、現地での生産について色々とお話
を伺いする事ができました。タイでは素材の調達にも問題がなく、
加工の品質についても日系の企業だけでなく現地企業の品質も高い
との事です。ただ熱処理と鋳物については色々苦労されていて、結
局自社で設備を持たれる事が多いようです。最後に訪問したOKAMOTO
タイ工場ではほとんどの製造工程を見させて頂き大変参考になりま
した。国内では多くの工作機械メーカーの工場を見学した事があり
ますが、海外工場でも国内と変わらない品質を保たれている事に驚
きを感じました。弊社が設備を選定する際、国内メーカーであって
も海外で生産される設備については敬遠しがちでしたが、大きく見
解が代わりました。またこれだけの品質を維持できるタイの人々の
能力の高さに感心し期待がもてました。掻い摘んだ内容の報告で申
し訳ありませんが、物づくりをする者の視点から書かせてもらいま
した。
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訪問先の一つである日系の自動車組立工場前にて |
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JETRO(日本貿易振興機構)ハノイ事務所でのプリーフィング |
平成24年度通常総会開催 (12/05/24)
5月24日(木)、一般社団法人化後初となる日本自動車機械器具
工業会通常総会が渋谷のアイビーホール青学会館にて開催された。
当日は、正会員30社をはじめ、経済産業省、国土交通省の来賓の
方々、そして報道関係者など多数が出席した。
今回は、工業会が一般社団法人として改組した後初めて開催され
る総会で、会議終了後には記念式典を兼ねた懇親会も開催された。
会議では、まず平成23年度事業報告案、同収支決算案、平成24年
度事業計画案、同収支予算案が承認され、引き続き役員全員任期満
了に伴う改選案が検討され、理事19名、監事2名が役員として承認さ
れた。なお、今回新たに就任した理事は3名、監事1名。退任されたの
は理事2名、監事1名。
また、新理事の互選により新理事長に山口伸一郎氏(日伸精機株
式会社)、副理事長に上田俊次氏(株式会社空研)、辻修氏(株式会
社東日製作所)の各氏が選出された。
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理事長に就任された山口伸一郎氏 |
【新たに就任された役員4名】
相澤和夫氏(理事)旭産業株式会社
三木健太郎氏(理事)株式会社三協リール
村田 實氏(理事)株式会社ヤマダコーポレーション
青木浩孝氏(監事)江東産業株式会社
【役員を退任された3名】
山田浩範氏(理事)旭産業株式会社
山田豊雄氏(理事)株式会社ヤマダコーポレーション
三木健太郎氏(監事)株式会社三協リール
【全役員の名簿はここをクリックしてご覧下さい】
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挨拶される経済産業省田中茂明自動車課長殿 |
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挨拶される国土交通省島雅之整備課長 |
なお、総会終了後には、平成24年度の永年勤続優良従業員表彰式
も行われ、勤続10年以上で、他の模範となる従業員として今回は3社
から3名の推薦者があり、表彰状と記念品が山口新理事長より各位に
贈呈された。
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被表彰者3名を囲んで記念撮影 |
なお、今回で4期8年の永きにわたり理事長を務められた北川理事よ
り退任の挨拶が懇親会の場で行われ、会場からはその労をねぎらう盛
大な拍手がおくられた。
平成23年度第二回会員懇談会・講演会開催(12/02/24)
2月24日(金)、標記懇談会・講演会が総務委員会の主
催により、麻布研修センター霞会館(東京港区)にて開催され
14名が参加した。
懇談会に併せて実施された講演会では「中小企業の資金繰り
対策について」をテーマに中小企業庁事業環境部金融課企画官
青木朋人氏を講師としてお招きしてお話しを伺った。
お話の内容は、まず中小企業の資金繰りの現状について、民
間金融機関の中小企業向け貸出残高が減少傾向にある一方保証
付きの貸出の比率が増加していることを挙げての分析から始ま
り、東日本大震災復興緊急保証の詳細の説明など時宜に適った
内容で参加者に好評を頂いた。
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お話しされる青木氏 |
なお、講演会終了後には懇談会も実施され、参加者間での情報交換や
和やかな歓談などが行われ無事終了した。
平成24年 PL勉強会開催(12/02/16)
2月16日(金)、標記勉強会が総務委員会の主催により、
新宿にある損保ジャパン本社39階第16会議室で開催された。
本勉強会は、当会の生産物賠償責任保険(PL保険)の引受保険
会社である「椛ケ保ジャパン」殿と同取扱険代理店である「共
立梶v殿のご協力を得て、毎年度開催されているもので、14
名が参加した。
今年のテーマは「海外製造物責任への対応について」で、損保
ジャパン企業サービスセンター部、グローバル賠責・新種グルー
プ池田敏浩氏が講師を務められた。
講演の内容は、昨年7月にベトナムで成立した消費者保護法と
PL法との考え方を中心に、中国など主にアジアでのPL法の実
情についてや警告・表示に関する注意事項で具体的な例示も含め
られ、終了後の参加者アンケートでも「期待通りの内容」「分か
りやすかった」などの感想が多く寄せられた。
平成24年
自動車機械工具二団体新年賀詞交歓会開催(12/01/13)
当会と、(社)日本自動車機械工具協会の二団体が主催する、新年
賀詞交歓会が1月11日(水)に東京渋谷のアイビーホール青学会館
地下二階のサフランの間で開催された。
参加者は両団体の会 員を始め、経済産業省、国土交通省、関連
各団体など195名(団体別参加人数は下記参照)にのぼり、盛況に
開催された。
なお、平成25年の新年賀詞交歓会は、当会が当番幹事団体を務
め、1月11日(金)頃に開催の予定。(日程等は最終決定ではありま
せん)
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北川理事長による乾杯の発声 |
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会員 |
来賓 |
小計 |
合計 |
(報道) |
(合計) |
工業会 |
51 |
42 |
93 |
189 |
46 |
235 |
機工協 |
46 |
50 |
96 |
平成24年
自動車工業四団体新春賀詞交歓会開催(12/01/05)
当会と(一社)日本自動車工業会、(一社)日本自動車部品工業会
(一社)日本車体工業会の自動車工業四団体が主催する、新春賀詞
交歓会が1月5日(木)にホテルオークラ「平安の間」で当会会員を始
め約1300名が参加して開催された。
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日本の自動車関係工業団体の代表者達 左端に北川理事長 |
代表して挨拶された自工会の志賀俊之会長は、「昨年は未曽有の
災害により自動車業界にも甚大な被害がもたらされ、いままで経験
したことのない大変厳しい1年だった」と振り返りながらも、「災害に
より停止した生産ラインを早期に稼働させるため、サプライチェーン
の復旧や計画停電の回避に企業の垣根を越えて取り組み、自動車
業界は一丸となって苦難を乗り越えてきた」と述べ、「(復旧・復興の
過程で学んだ多くの教訓を糧として)日本経済の復活とさらなる発
展、豊かなクルマ社会の実現に全力で取り組んでいきたい」と力強
く抱負を述べた。
第42回東京モーターショー閉幕(11/12/11)
12月2日(金)から11日(日)迄開催された東京モーターショーが閉幕した。
来場者数は下記のように前回比179%の84万2600人となる盛況だった。
第42回東京モーターショー入場者数
東京モータショー入場者数速報 23/12/12 10:20更新
*前回とは、2009年開催の第41回東京モーターショーです。
*12月2日は特別招待日で一般公開は3日からとなります。 |
日 付
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入場者数
|
前回同日
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入場者累計
|
前回累計
|
累計比
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12月2日(金) |
31,000 |
24,100 |
31,000 |
24,100 |
129% |
12月3日(土) |
101,300 |
62,200 |
132,300 |
86,300 |
153% |
12月4日(日) |
112,500 |
64,200 |
244,800 |
150,500 |
163% |
12月5日(月) |
65,300 |
30,700 |
310,100 |
181,200 |
171% |
12月6日(火) |
65,000 |
33,100 |
375,000 |
214,300 |
175% |
12月7日(水) |
72,200 |
34,300 |
447,300 |
248,600 |
180% |
12月8日(木) |
65,900 |
32,400 |
513,200 |
281,000 |
183% |
12月9日(金) |
77,600 |
46,100 |
590,800 |
327,100 |
181% |
12月10日(土) |
141,000 |
69,600 |
731,800 |
396,700 |
184% |
12月11日(日) |
110,800 |
73,400 |
842,600 |
470,100 |
179% |
当会会員8社出展
第42回東京モーターショー開幕(11/12/2)
東京モーターショーが12月2日(金)東京ビックサイトで開幕した。
幕張メッセから24年振りに東京都内での開催とな。
「世界はクルマで変えられる」をメインテーマに12月11日(日)ま
で開催され、期間中100万人近い来場者を予想している。
当会会員からの出展は西ホール機械器具ゾーンに4社(京都機
械工具、東日製作所、前田金属工業、水戸工機)と東館部品ゾー
ンに4社(アイシン精機、スナップオン、デンソー、ボッシュ)が出展
している。
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開会式の挨拶をされる自工会志賀会長 壇上最後列左から二人目に当会北川理事長 |
【技術研究発表会・見学会開催】(11/10/28)
平成23年度の技術研究発表会・見学会が、去る10月28日(金)に神奈川県横
須賀市追浜の日産自動車株式会社追浜工場で実施された。
本発表会は、技術委員会の主催により、これまでも会員による研究発表以外にも
参考となる外部施設の見学会などを積極的に行っており、今回は2010年より電気
自動車「リーフ」を生産している同工場を見学した。
同工場は、1970年に業界初の溶接ロボットを導入、多車種同時生産が可能な混
流ラインをいち早く採用し、世界屈指の自動化の進んだ自動車工場であり、今回は
参加者は事務局2名を含め31名となった。
当日は、環境対策の進んだ同工場の様子や混流生産にて電気自動車「リーフ」に
バッテリーが組み込まれる様子なども見学し、見学終了後には同所の山本館長殿、
中村品質保証部長殿を交えて活発な質疑応答が行われた。
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参加者一同の記念撮影
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約1,707,000uの敷地に約3300名が就業し年間43万台を生産している同工場 |
【「自動車産業を巡る現状と課題」講演会開催】(11/7/29)
総務委員会の主催による標記講演会が7月29日(金)に東京麻布の霞会館にて
開催された。当日は同所にて今年度第三回理事会も予定されており、その開始
前の時間を使って全会員を参加対象に実施し、事務局と会員19社23名が参加
した。
講師として、経済産業省製造産業局自動車課の笠間課長補佐殿をお迎えし、東
日本震災の影響をはじめ、近頃まとめられた「次世代自動車戦略2010」の概要
説明など様々なお話しがあり、講演終了後には活発な質疑応答が展開された。
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講演される笠間殿 |
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当日配布された資料表紙 |
【オートサービスショー 4年ぶり開催】(11/6/19)
第32回オートサービスショーが6月17日(金)から19日(日)まで東京
ビックサイトで開催された。今回の開催は平成21年の開催がリーマンショ
ックのため延期されて以来4年振りとなり、当会からは工業会小間を含めて
約25社の小間が展開された。
ただ、来場者数的には、東北に拠点を置く企業や商品不足が続く塗料メー
カーなどの不参加もあり減少したが、この時節を考慮すると予想以上に健闘
したとの評価が一般的なようである。
なお、総出展者数の4分の1を占めた当会会員は、その全ての小間に当会
登録商標「JAMTA」マークを掲げ、会場の隅々までその存在を誇示した。
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工業会の小間展示に見入る来場者達 |
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開会式テープカット(右端に当会北川理事長) |
JAMTAマークを掲げる会員の小間 |
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今回は安全と環境も主要テーマの一つであった |
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【22年度 第二回会員懇談会開催】(11/2/10)
平成22年度第二回の会員懇談会が、去る2月10日(木)に東京麻布の霞
会館で実施され、会員10社12名が参加した。
今回は、「整備業界の現状と展望」をテーマに、国土交通省自動車交通局技術
安全部整備課の小柴一博課長補佐殿の講演が併せて行われた。
講演終了後には参加者から熱心な質疑応答も行われ、その後場所を同会館の
三階に移し、会員懇談会が開催された。
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講演される小柴課長補佐殿 |
【会員懇談会開催】(10/11/26)
平成22年度第一回の会員懇談会が、去る11月26日(金)に三重県で開催され、
今回は併せて、同県鈴鹿市の本田技研工業鈴鹿工場の視察が行われ、12社
15名が参加した。
同工場は、シビック、フィット、インサイトなど同社書力車種を生産し、
他機種同時生産というフレキシブルな生産ラインで知られているもので、
その組み立てラインを見学した。
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見学会は幅広い階層に向けてそれぞれ行われる |
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工業会は組み立てラインを見学した |
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なお、見学会終了後は、場所を鳥羽の宿舎に移して懇談会が開催され、参加
者一同による忌憚のない意見交換が行われた。
【技術研究発表会開催】(10/10/22)
平成22年度の技術研究発表会・視察会が、去る10月22日(金)に茨城県城
里の財団法人日本自動車研究所「城里テストセンター」で行われた。
本発表会は、技術委員会の主催により、これまでも会員による研究発表以外にも
参考となる外部施設の見学会などを積極的に行っており、今回は2005に新設され、
NEDO事業「燃料電池自動車の普及基盤整備」に係わる研究を実施し、FCV(燃料
電池自動車)普及のための性能や安全評価に関する基準策定のための試験データ
をなのど収集を行っている同センターを訪れた。参加者は事務局2名を含め18名。
当日は、世界初の燃料電池自動車の火災対する安全性を評価する設備を備えた
「燃料電池試験棟」を見学した後、同所のFC・EV研究部部長の三枝省五殿より「電
動車両の最新動向」をテーマに講演をいただいた。
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) |
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参加者一同施設玄関前にて |
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爆発実験された水素タンクの残骸 |
講演される三枝部長殿 |
【中国に視察団派遣】(10/08/10〜14)
工業会国際委員会は、10年8月10日から14日まで、中国に視察団を派遣した。
今回は、上海で開催される「上海国際自動車産業総合展」の視察を主に、現地に工
場を開設されている会員企業(東日製作所殿)の工場を訪問した他、併せて「上海国
際博覧会(万博)」の見学を行った。参加者は、6社13名(事務局1名含)
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産業展入り口にて |
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産業展にて |
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会員工場視察 |
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万博の中国館前にて |
【平成22年度通常総会開催】(10/05/24)
5月24日(月)15時30分、平成22年度通常総会が開催された。
会場のアイビーホール青学会館3階ナルドには、正会員30社(委任
状提出会員9社を含む)をはじめ、経済産業省、国土交通省の来賓
の方々、そして報道関係者なども含めて多数が出席した。
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会員や報道関係者など約50人が出席した総会会場 |
まず議案審議では、平成21年度の事業報告案、同収支決算案そして同
22年度の事業計画案と収支予算案が満場一致で承認された。引き続き、
来る5月27日で役員全員任期満了となるためこれに伴う選任案が検討さ
れ、理事19名、監事 2名が役員として承認された。なお、今回新たに
就任したのは理事2名。退任したのは理事2名。
【新たに役員に就任された2名】
藤森文雄氏【理事】(アイシン精機株式会社)
佐藤憲史氏【監事】(前田金属工業株式会社)
任期はいずれも平成24年5月27日迄となります。
【今回、役員を退任された2名】
山内康仁氏【理事】(アイシン精機株式会社)
原田 稔氏【理事】(前田金属工業株式会社)
【全役員の名簿はここをクリックしてご覧下さい】
【平成22年度通常総会議事録ここからご覧下さい】←掲載準備中
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経済産業省田中茂明自動車課長殿 |
国土交通省和迩健二整備課長殿 |
なお、当日は総会に先立ち同所で14時30分から総会記念講演会も
開催され、講師に経済産業省 製造産業局 自動車課電池・次世代技術
室長兼ITS推進室長の辻本圭助殿をお迎えし、「次世代自動車戦略
2010」をテーマに講演が行われた。
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講演される辻本圭助電池・次世代技術室長兼ITS推進室長殿
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また、総会終了後には、平成22年度通の永年勤続優良従業員表彰式
が行われた。勤続10年以上で、他の模範となる従業員として、今回
は3社から3名の被推薦者があり、表彰状と記念品が理事長より各自
に贈られ、記念の写真撮影も行われた。