きかいきぐ | 第308号 |
1.高精度と低価格両立プロトルクレンチ
東日製作所は、デジタルトルクレンチ「プロトルク」を発売。目標トルクに達するとブザーと
LEDで締め付け完了を知らせる。別売りの交換ヘッドは、約230種類用意してありさまざま
な締め付け作業に対応している。
(3月5日 日刊自動車新聞)
2.前田金属のインパクトレンチ
同社は、自動車のタイヤ交換作業に適した「エアーインパクトレンチ」を発売。軽量・小型であ
りながら最大トルク470Nmの能力がある。頑丈なマグネシウムハンマーケース、ボディーに特殊強
化樹脂を採用し、質量1.2kgと軽量化を実現。
(3月23日 日刊自動車新聞)
3.三協リールの亜鉛電着システム
同社は、車体整備の下地処理作業時の防錆処理に使用する亜鉛電着コーティングシステム「RE-
Zinc」を発売。従来、車体整備では困難とされている亜鉛コーティングシステムで、新車ラインと
同様の防錆処理を可能とした。
(3月29日 日刊自動車新聞)
4.締め付け目標最大10点登録
東日製作所は、検査や締め付け作業向けのデジタルトルクレンチ(プロトルク)シリーズを開発
した。価格は7万875〜9万4500円で、初年度の販売目標は約3000台は想定。発売は10年4月下旬を予
定している。
(3月10日 日刊工業新聞)
5.ケルヒャージャパンの75周年
同社は、12月31日までの10ヶ月間、業務用製品を対象に「販売促進キャンペーン」を実施する。
10年に独・ケルヒャー社が創立75周年を迎えたことを受けて展開するもの。アクセサリーをセット
にした記念モデルを特別価格で販売する。
(3月5日 日刊自動車新聞)
6.ツールプラネットの診断機
同社は、プリウス、インサイトなどハイブリッド車(HV)対応の車両故障診断機「TPM1000マル
チコードリーダープラス」を新発売。手頃な価格でコードリーダー需要のすそ野を広げる。加えて
HV対応など、現在必要な診断機能を満載した。
(3月10日 日刊自動車新聞)
7.テナントカンパニーの洗浄機
同社は、洗剤を使用しない洗浄技術「ec-H2O」を採用したバッテリー式乗車型洗浄機「7100」を
発売。ec-H2Oは、水道水を電解水に生成するユニットを洗浄機に搭載する新技術。水道水をイオン
化することで中性洗剤と同等以上の効果を発揮。
(3月11日 日刊自動車新聞)
8.プリウス対応溶接機が好調
スポット溶接機の販売を手がけるヤシマで、プリウス対応スポット溶接機「Inte11igent TACTIS
QCTYPE SA/YSI-25D Ver・3SA」の販売が堅調に推移している。価格は約233万円で、月産20台
のペースでの販売を目指す。
(3月25日 日刊自動車新聞)
9.カーボンクリーニングシステム
NY環境計画は、エンジン内カーボンクリーニングシステム「スーパーeクリーン」を発売。エン
ジン吸気側から燃焼室に洗浄液を噴霧することで、エンジン内にたまったカーボンを分子状に分解
し洗浄・除去する。価格は98万円。
(3月31日 日刊自動車新聞)
カーアフター | 第308号 |
10.車検壱番館HP一新
車検館は、有力指定整備事業者をネットワークする第2ブランド「車検壱番館」のホームページ
をリニューアルし、ネット上での予約受付を開始。車種ごとの車検価格を明示したほか、動画や写
真で車検の流れを解説するなどの内容としている。
(3月15日 日刊自動車新聞)
カーメーカー | 第308号 |
11.トヨタ 欠陥説に反論
同社は、不具合疑惑がある電子制御システムに関する公開実験を米国トヨタ自動車販売で実施した。米議
会公聴会で証言したデビット・ギルバード南イリノイ大学教授のデモンストレーションを再現。この結果トヨタ車に固有
の欠陥がある証拠にならないとの結果を公表した。
(3月10日 日刊工業新聞)
12.タイで「マーチ」予約受注を開始
日産は、タイで新型「マーチ」の予約を開始、発売する。世界戦略小型車の位置付けで、タイを
皮切りに世界160カ国に順次投入する。10年度に2万台の販売を目指す。新開発の排気量1200ccの3
気筒ガソリンエンジンを搭載。
(3月15日 日刊工業新聞)
13.英国で「リーフ」生産
日産は、電気自動車(EV)「リーフ」の生産を始めると発表した。バッテリー生産を含めた総
投資額は581億円以上を見込む。年産5万台規模。EVの車両生産を決定したのは、日本、米国
に次いで3拠点目になる。
(3月19日 日刊工業新聞)
14.世界戦略車23万台超
日産は、10年度の世界戦略小型車の生産計画を23万台超に設定した。すでに生産を始めているタイ
のほか、5月にインド、7月に中国、11月2月にメキシコでも生産を開始する。急ピッチで生産台数を増やし
11年3月に月産4万台弱、年間換算で46万台規模に引き上げる。
(3月22日 日刊工業新聞)
15.ホンダ 世界生産10%増
同社は、10年度の世界生産台数を発表した。それによると09年度見込みで約10%増の320万−330
万台に設定し、これを主要部品メーカーに通知を始めた。国内生産は09年度見込みと同水準の85万−88
万台規模の見込み。
(3月22日 日刊工業新聞)
16.EV「リーフ」実質299万円
日産は、12月に発売する電気自動車(EV)「リーフ」の本体価格を376万円からにすると発表
した。予想される政府の補助金を差し引けば実質299万円から購入できる。値ごろ感を演出し、
リーフの早期普及につなげる。
(3月31日 日刊工業新聞)
17.三菱自 実質284万円
同社は、電気自動車(EV)「アイ・ミーブ」の車両価格を4月1日から61万9000円引き下げて398万円と
し、補助金を利用した場合の実質価格を日産自動車のEV「リーフ」の299万円より安い284万円で発売す
ると発表した。
(3月31日 日刊工業新聞)
18.NOx装置使わず浄化
いすゞは、窒素酸化物(NOx)浄化装置を使わずに世界でも最も厳しい排出ガス規制をクリアーするデ
ィーゼルエンジンを開発した。従来、NOx浄化にはプラチナなどの貴金属を使用した専用触媒が必要だった。
燃焼技術などの改良により規制値をクリアするめどをつけた。
(4月2日 日刊工業新聞)
19.三菱自・全店にEV充電設備
同社は、今年中に全国710店舗の系列ディ−ラ−全店に、EVの充電設備を完備する。充電施設は他
社のEVユ−ザ−にも無料で開放する。普通充電器は全国470店に導入済み。急速充電器の設置店舗を
拡大し、充電インフラの整備を加速する。
(4月5日 日刊自動車新聞)
部品・用品 | 第308号 |
20.プロテックがトルク計
同社は(相模原市)はセルフタッピングの特性解析に使うトルク計「PT−1950ME」を発売した。価格は350
万円から。医療や研究用途向けに初年度20台の販売を目指す。米国材料試験研究(ASTM)セルフタッピン
グの特性試験法「F543−07」をクリアした。
(3月10日 日刊工業新聞)
21.AT生産507万台
アイシン・エイダブリュは、10年の自動変速機の世界生産を年初予想から5%増の507万台に上方
修正する計画をまとめ、仕入れ先各社に伝えた。主要顧客のトヨタ自動車向けは大規模リコール問題の影響
下で下振れする見込み。
(3月16日 日刊工業新聞)
建機・農機 | 第308号 |
22.ジャパンオートテックの積載車
同社は、次世代型のフルフラットキャリアカー「ジャットキャリアーフルフラット」を発売。新
型積載車は、使いやすさと積載能力を兼ね備えた1台積みのフルフラット型で、スーパーカーやレー
シングカーを安全・安心に載せるもの。
(3月9日 日刊自動車新聞)
23.HVフォークリフト 納入
豊田自動織機は、ディーゼルエンジン式ハイブリッドフォークリフト「ジェネオハイブリッド」
の第一号機を北九州市の運輸倉庫会社に納入した。現行ディーゼルエンジン搭載車に比べ排気量半
分で燃費とCo2排出量も半減。
(4月1日 日刊自動車新聞)
データ | 第308号 |
24. 認証工場、7カ月連続増から減少に転じる
認証工場は9万1652工場で、対前月比30工場減となった。指定工場は2カ月連続で増加し、
前月比2工場増の2万9079工場。専門認証を取得した事業場は19カ月連続増加し、前月からは
14工場増5169工場となった。
(3月13日 日刊自動車新聞)
25.2月生産・輸出とも大幅増
自工会は、2月の国内生産・輸出実績を発表。4輪車生産は前年比74.9%増の84万1796台で連続4カ
月プラスになった。輸出は79.8%増の38万1407台で2カ月連続で前年を上回る。輸出は累計が360万
台で500万台請えは微妙。
(3月13日 日刊自動車新聞)
26.4輪需要464万9600台
自工会は、10年度の4輪車の国内需要見通しが09年度見込み比4.9%減の464万9600台になると発
表した。景気は緩やかに回復するが、9月末で新車購入補助金制度が打ち切られることなどが響き、
2年ぶりに前年度を割り込む見通し。
(3月22日 日刊工業新聞)
27.2年連続500万台割れ
09年度の国内新車販売は、前年度比4.3%増の488万265台となり、2年連続で500万台を下回っ
た。エコカ−減税など政府の購入支援策が効いて反転したものの、依然として低水準。景気悪化によ
る消費低迷で前年度は大きく落ち込んでおり、比較対象とはしにくい。
(4月2日 日刊工業新聞)
28.48年ぶり5万台割れ
トラック業界筋がまとめた09年度の普通トラック(積載量4d以上)販売実績は、前期比33.9%
減の4万1621台となった。前年度比マイナスは4年連続で、61年度以来、48年ぶりに年度ベースで5万
台を割った。景気悪化で建設関連や物流関連で新規の購入が減少。
(4月2日 日刊工業新聞)
その他 | 第308号 |
29.検査場小牧事務所全面立替
昨年3月から工事を始め、今年3月から検査業務を開始。鉄筋2階建て、検査コースは小型3ライン
・大小兼用2コース・2輪車専用と測定コースの7ラインを設備。マルチテスターによるサイドスリップ・スピード
メーター・ヘッドライト・ブレーキの各検査を実施するようにした。
(3月5日 日刊自動車新聞)
30.EV充電器 世界標準目指す
東京電力と自動車メーカー4社は15日電気自動車(EV)の急速充電器の規格統一と普及を目指す協
議会を設立した。東電が開発した充電時のデータ通信技術などを標準化し、EV普及のカギになるイン
フラ網の整備に弾みをつける。
(3月16日 日刊工業新聞)
31.デンソー ブラジルに新工場
同社は、約32億円を投じ、ブラジル・サンパウロ州にカーエアコンの新工場を建設し、11年に稼動すると発
表した。既存工場を移転しほぼ2倍の広さに拡張する。具体的な生産能力は非公表。日米欧の車メ
ーカの現地工場に向けに納品する。
(3月17日 日刊工業新聞)
32.東京モ−タ−ショ−
自工会は、次回のモ−タ−ショ−を11年12月に東京ビックサイトで開催する方針。09年のモ−
タ−ショ−は景気の低迷から欧米メ−カ−が軒並み出展を止め、来場者が大幅落ち込んだ。アク
セスが容易な都内開催で来場者を取り戻す。
(4月1日 日刊自動車新聞)
33.重量税下げ初日
自動車重量税の税率が4月から引き下げられた。適用まで車検や関係する行政手続きを控え
ていた整備業者などが窓口を訪れた。関東運輸局東京運輸支局には、指定整備の審査書類を持
ち込むディ−ラ−が詰めかけたが、窓口の混乱はなかった。
(4月2日 日刊自動車新聞)
34.モノづくりの魂後世に
本田宗一郎氏のモノづくりの精神を後世に−。浜松市が天竜区二俣町に整備を進めてきた
「本田宗一郎ものづくり伝承館」がこの度オープンした。同誌出身の名誉市民でホンダを創業
した同氏の偉業を称え、幼少時のエピソード゙や開発を手がけたバイクを紹介する。
(4月2日 日刊工業新聞)
35.ハンズフリ−カ−キット
セイワはbluetooth対応ナビがない車でもハンズフリ−通話ができる多機能・コンパクトなハ
ンズフリ−カ−キットM1/BT500を販売する。高性能2個のマイクと大型スピ−カ−を搭載。サン
バイザ−に取り付けることで通話ができる。
(4月3日 日刊自動車新聞)
ニュース便覧 | 2010年4月号(通巻第308号) |
平成22年4月7日編集 編 集 委 員 委 員 長 滝本愼也 (有)滝本計器製作所 委 員 新保算章 旭産業(株) 委 員 山田勝己 三栄工業(株) 委 員 岡安禧次 (株)東日製作所 |